《生産者について》
ブルネッロ・ディ・モンタルチーノの生産エリア、その最南端地区にある歴史ある生産者がアルジャーノです。ここでワインづくりが始まったのは1581年からと言われており、特に1992年にノエミ・マローネ・チンザノ伯爵夫人がオーナーとなってから品質が向上しました。
特にその名前がひろまったのは、1995年の「ソレンゴ」の誕生。ボルドー品種を中心にフランス品種で構成されたワインは、「スーパートスカーナ」の一画として高い知名度を誇ります。
畑はブルネッロでも特に暑いエリアにありますが、他の生産者より2-3週間早く収穫するため、適切な酸味を保っています。おおらかでボリューム感のある味わいは、各評価誌で高い得点を獲得しています。
《このワインについて》
「ロッソ・ディ・モンタルチーノ」は「ブルネッロ」に比べて熟成期間の規定が短く、早く楽しめる廉価品という位置づけ。アルジャーノにおいても同様のラインナップなのですが、ブルネッロの品質が高いだけありロッソも高品質。ワインアドヴォケイトで2022年は未評価ながら、2021年は91点。実売3000円代のワインとしてはかなりお買い得感が高いアイテムです。
パワフルでおおらかなアルジャーノの特徴をきちんと表現しており、しっかりと飲みごたえがあります。
《輸入元の公式テイスティングノート》
赤系ベリーのアロマを縁どるリコリスやスパイスのニュアンス。ジューシーな果実が滑らかに広がり、調和的な酸とかっちりとしたタンニンが味わいを支える。
Rosso di Montalcino Argiano