《生産者について》
ブルネッロ・ディ・モンタルチーノの生産エリア、その最南端地区にある歴史ある生産者がアルジャーノです。ここでワインづくりが始まったのは1581年からと言われており、特に1992年にノエミ・マローネ・チンザノ伯爵夫人がオーナーとなってから品質が向上しました。
特にその名前がひろまったのは、1995年の「ソレンゴ」の誕生。ボルドー品種を中心にフランス品種で構成されたワインは、「スーパートスカーナ」の一画として高い知名度を誇ります。
畑はブルネッロでも特に暑いエリアにありますが、他の生産者より2-3週間早く収穫するため、適切な酸味を保っています。おおらかでボリューム感のある味わいは、各評価誌で高い得点を獲得しています。
【パーカーポイント94点】
[ワインアドヴォケイト誌 2023年12月のレビュー]
アルジャーノ2019年ブルネッロ・ディ・モンタルチーノは、このバランスのとれたヴィンテージにおける果実味の正確さと集中力のおかげで、前回の2018年ヴィンテージや2017年ヴィンテージよりも力強く出ている。十分な深みとボリュームを示し、甘いチェリーとブラックベリーが柔らかくトーストしたスパイスと土に溶け込んでいる。ライラックとアイリスのフローラルなニュアンスが、短いながらも印象的に現れる。ヴェルヴェットのようなタンニンときれいに凝縮したミッドウェイトの味わいは、素晴らしい持続力を与える。
[Monica Larnerによる試飲 飲み頃予想2025-2040年]
Brunello di Montalcino Argiano