《生産者について》
カンティーナ・ヴァッレ・イサルコは1961年に24名の醸造家と栽培農家によって設立され、現在は135の栽培農家で構成されています。イサルコ渓谷の北から南までの標高300~1000メートルに点在する11のプロット、合計150ヘクタールのブドウ畑から年間平均95万本のワインを生産しています。各農家が約1ヘクタールの畑を管理し、厳しい収量制限により高品質を維持しています。例えば、上級レンジの「アリストス」ではシルヴァネールの収量を6.5トンに制限しています。渓谷の北中部は石英千枚岩と閃緑岩が混ざる土壌、南部は斑岩が混ざる沖積土が特徴です。標高1000メートルという高地、夏の昼夜の温度差16℃以上、マロラクティック発酵を行わない白ワインの製法がカンティーナ・ヴァッレ・イサルコのワインを特徴付けています。
《このワインについて》
ケルナーは1930年ドイツでリースリングとスキアーヴァの交配により生まれた品種。600~950メートルの標高からのブレンド。ステンレスタンクで発酵の後5ヶ月間静置。MLFなし。
《テイスティングノート》
食事に寄り添うほろ苦さとフレッシュな酸味のバランスが最高です。
Cantina Valle Isarco Kerner