《生産者について》
ニュージーランドでトップクラスの価格帯で取引されるピノ・ノワールとシャルドネの生産者、プロフェッツ・ロック。
オーナー醸造家はポール・プジョル氏。ロワールのアンリ・ブルジョワやアルザスのメゾン・クンツ・バーで修業を積み、2009年にはコント・ジョルジュ・ド・ヴォギュエでも醸造を手がけました。
その縁でヴォギュエの元醸造長フランソワ・ミエ氏と親交を深め、コンサルタントをしてもらっています。ミエ氏の息子が修業に来ていたこともあるんだとか。
今回本数限定でバックヴィンテージが入荷しました!
《このワインについて》
このキュベはフランソワ氏がコンサルにとどまらず、自ら畑の区画を選び、自ら醸造したもの。氏がシャンボール・ミュジニー以外でコンサルを行うのはここだけだそうです。 フランスから考えると、ニュージーランドは正に地球の裏側。それゆえの「オー・アンティポード」です。
【パーカーポイント94点】
[ワインアドヴォケイト誌 2023年12月のレビュー]
このワインは、フランソワ・ミレー(元シャンボル・ミュジニーのコント・ド・ヴォギュエ)がベンディゴのプロフェッツ・ロックで造った最初のワインである。2015年ヴィンテージはソーラー・ヴィンテージと評され、「太陽の光によって熟した」とポール・プジョルは言う。グラスに注ぐと、2015年キュヴェ・オ・アンティポーズ・ピノ・ノワールは砕いた岩とブラックプディング、ほのかな骨スープとタプナードでリードする。口に含むと、ワインはフレーバーに溢れているが、そのすべてが後口に重みがあり、口中をゆっくりと均一なペースで横切っていく。ドライリーフ、グラッセチェリー、ローリエ、スターアニス、リコリス、クローブ、おろしたてのナツメグの囁くようなシンフォニーがある。これは、進化し、うねる超クールなワインだ。余韻は長く、ほとんど時を超越している。樽で2冬を過ごし、1度澱引きを行い、このキュヴェの全てのヴィンテージの中で、マロラクティック発酵後に澱引きを行わなかったワインは2015年だけである。アルコール度数13.5%、ディアムの下で密閉。
[Erin Larkinによる試飲 飲み頃予想2023-2038年]
Prophet’s Rock Cuvee Aux Antipodes Pinot Noir