《生産者について》
トリンバックは1626年から約400年にわたってワインをつくり続けている、アルザスきっての名門ワイナリー。現在で13代目にあたります。
1898年、8代目のフレデリック・エミール氏の代でブリュッセルでひらかれた国際ワインコンクールにて最高位の賞を獲得。世界に名が知れ渡りました。
トップキュヴェは「クロ・サン・テューヌ」ですが、この「キュヴェ・フレデリック・エミール」もトリンバックを代表する看板ワインとして名が知れています。
【パーカーポイント96点】
[ワインアドヴォケイト誌 2025年2月のレビュー]
2019年のリースリング・フレデリック・エミールは、ノーズは緻密でサヴァリー(旨味を感じさせる)であり、ガイスベルクの熟した力強い果実味と、溶けゆく塩を連想させるオステルベルク(?)のどこか涼しげで純粋なミネラルや岩を思わせるトーンが調和している。味わいはタイトでタンニンが豊富であり、フルボディで非常にエネルギッシュ、そして生き生きとしたリースリングである。熟した緻密な果実味と構造的な要素を融合させることで、これまでにない印象的なものを生み出しており、長く緊張感のある複雑なフィニッシュを持つ。非常に長く塩気を感じるが、今日抜栓するにはいまだタイトすぎる。アルコール度数表示は14.1%。2024年11月にトリンバックにて試飲。
直近の号の1つにおいて、私たちは象徴的なリースリングであるクロ・サント・ユーヌの18のヴィンテージのレビューを掲載した。これには、グラン・クリュ(特級)ロザケールで100年間にわたり栽培されてきた最新の2019年ヴィンテージも含まれる。それだけでなく、いつものように、私は昨年の春と晩秋にここのかなり幅広いヴィンテージを試飲した。すべてのクリュは、グラン・クリュであるか否かを問わず、見事な品質である。2020年のゲヴュルツトラミネール・ミュールフォルストはベスト・バイであり、2020年のピノ・グリ・グラン・クリュ・オステルベルクは、私が昨年アルザスで試飲した中で最も優れたピノ・グリの1つである。そして、リースリングのキュヴェ・フレデリック・エミールは、2018年であれ2019年であれ、購入すべきワインとして真剣に検討されるべきである。
[Stephan Reinhardtによる試飲 飲み頃予想2040-2060年]
Trimbach Riesling Cuvee Frederic Emile