【パーカーポイント95点】
[ワインアドヴォケイト誌 2017年3月のレビュー]
ヴァランドローの垂直試飲会でブラインド・テイスティングされた2012年のヴァランドローは、前ヴィンテージとの品質のギャップの大きさを即座に証明した。メルロ88%、カベルネ・フラン12%のブレンドで、新樽100%で28ヶ月熟成。原始的で凝縮したブーケを持ち、強烈なブラックベリー、ビルベリー、黒鉛のアロマがグラスの中で強さを増し、それでいて "厳格 "で直線的である。味わいはミディアムボディで、もろいタンニンがチョーキーな質感を与えている。クリーンでクリスピーなブラックベリーとラズベリーの果実味、鉛筆の芯、そして正確で鮮やかなフィニッシュに向かってチョークのタッチがある。このサン・テミリオンにはエネルギーが感じられ、ジャン・リュックとミュリエルによる、右岸で最高のワインのひとつに数えられるに違いない、非常に素晴らしいワインである。まだ十分な時間が必要だが、強くお薦めする。
[Neal Martinによる試飲 飲み頃予想2022-2050年]
Chateau Valandraud