《このワインについて》
型にとらわれずあなたが美味しいというワインをつくる。きっとそれがこの「エディッツィオーネ・プリヴァーダ」のコンセプトでしょう。
このワインはイタリアの州表記もない「Vino de Tavola」つまりテーブルワインクラス。それゆえエチケット表面にヴィンテージを表記することもできません。
あえてワインの品質に見合わぬ最下級クラスでつくるのは、ブドウの産地に縛られないため。たとえ州をまたいだとしても、傑出したブドウが得られるならそれをブレンドして、生産者が目指す「美味しさ」だけを追求するためです。
このワインに使われる品種はネーロ・ディ・トロイア、サンジョヴェーゼ、ネグロアマーロ、モンテプルチアーノ、メルローの5品種。その中からブレンド比率にこだわらず手ごろで高品質なブドウを選びます。なのでヴィンテージによっては5種類でない場合も。
《テイスティングノート》
ひと言でいうなら「甘濃い系フルボディ赤ワイン」。
完熟したチェリーやブルーベリーの濃密なアロマ。そこにチョコレートのような甘く香ばしいニュアンスが混ざります。果実味は非常にジューシーで滑らか。あまり渋味は目立ちません。この価格に見合わぬ豊満な味わいで、ドカンと濃いワインを手ごろにお探しの方にはピッタリです。
Torre Giacomo Edizione Privata