【パーカーポイント94+点】
[ワインアドヴォケイト誌2021年4月のレビュー]
2018年のシャペル・ドーゾーヌは、メルロ50%、カベルネ・フラン40%、カベルネ・ソーヴィニヨン10%で造られている。深いガーネット紫色で、このワインの兄であるグラン・ヴァン・ワインが不可解であるのと同様に、このワインは早熟で目立ちたがり屋の弟分だ。グラスから飛び出すと、レッドカラントのゼリー、ブラックラズベリー、煮詰めたプラム、黒い森のケーキの明るく陽気な香りが漂い、ローズオイル、埃っぽい土、ガリーグを思わせる。ミディアムからフルボディの味わいは、ジューシーな黒と赤のベリーの層がぎっしりと詰まっており、美しく熟したきめ細かいタンニンと大量のフレッシュさに縁取られ、長く芳香のあるフィニッシュを迎える。お金に糸目をつけないなら、このワインとグラン・ヴァンを買おう。2018年のオーゾンヌは熟成に数年かかりそうだが、このセカンドワインはその壮大な饗宴を十分に味わわせてくれる。
[Lisa Perrotti-Brownによる試飲 飲み頃予想2022-2040年]
Chapelle d’Ausone