「世界一のワインをつくりたい」
そんな夢に向かって突き進む青年によって設立され、ファーストヴィンテージ2000年より歴史が始まったのが「ビービー・グラーツ」です。
故郷に対する誇りを強く持ちながらも、ワインの作り方については伝統にとらわれない芸術的な考え方。それは抽象的なイラストのエチケットにもあらわれています。
テスタマッタはこの生産者を代表するワイン。イタリアにてその言葉の意味は「自分の信念を曲げずに突き進む人」。そのスケール感の大きな味わいと合わせて、逆境をはねのけて自分の道を突き進む勇気をくれるようなワインです。
【パーカーポイント94点】
[ワインアドヴォケイト誌 2021年8月のレビュー]
サンジョヴェーゼの純粋な表現であるビービー・グラッツ2019テスタマッタは、常に進化を続けるワインだ。ビービーは17ヘクタールの畑を追加し、フィエーゾレ(フィレンツェの北)に12ヘクタール、サン・ドナート・イン・コッレ(フィレンツェの南)に5ヘクタールの樹齢70年のブドウ畑を所有している。ワインのベースとなるのは、キャンティ・クラシコの冷涼な気候に恵まれたラモーレのサブゾーンに1950年代に植えられた古木のブドウだ。これらの新しいテロワールは、香水のような青い花、砂糖漬けのオレンジの皮、湿った土、プラムのような黒い果実など、ワインにアロマティックなニュアンスと複雑さをもたらしている。白アルベレーゼの土壌は、このエレガントで直線的なトスカーナの赤ワインのフィニッシュに、強い石灰質のミネラルの特徴を加えている。
[Monica Larnerによる試飲 飲み頃予想2022 - 2042年]
Testamatta Bibi Graetz