《生産者について》
プラーガーは近年特に人気を集めるヴァッハウの生産者。現当主のトニ・プラーガー氏は生物学・地形学の研究者から転身した経歴を持ち、畑の個性をワインの中に表現することをモットーにしています。
ワインガイド『Vineria』誌、『Falstaff』誌ともに最高評価の5つ星を獲得しており、「これほど偉大なグリューナーが未だかつてあっただろうか」と絶賛されています。
《このワインについて》
プラーガーを初めて飲む方におすすめしたい入り口ともいえるワイン。ロス土壌の畑には1960年代と1980年代に植樹されたブドウが植わっており、スタンダードクラスながら非常に高樹齢です。
かんきつ系フルーツのアロマにミネラル感が混ざり、果実味はしっかり凝縮しています。欲を言えば数年寝かせてから飲んだ方がより美味しいのでしょう。溌剌とした酸味が果実味を支えています。
《2022年ヴィンテージについてのワイナリーコメント》
2021 年よりも軽やかなヴィンテージで、エレガントで繊細な酸のストラクチャがある。私はエレガンスがこのヴィンテージの主な特徴だと思う。リースリングに関しては、収量が昨年より少ないが、畑での厳しい選別によって素晴らしい品質を実現させた。
Prager Gruner Veltliner Hinter der Burg Federspiel