《生産者について》
プラーガーは近年特に人気を集めるヴァッハウの生産者。現当主のトニ・プラーガー氏は生物学・地形学の研究者から転身した経歴を持ち、畑の個性をワインの中に表現することをモットーにしています。
ワインガイド『Vineria』誌、『Falstaff』誌ともに最高評価の5つ星を獲得しており、「これほど偉大なグリューナーが未だかつてあっただろうか」と絶賛されています。
《このワインについて》
プラーガーでは基本的に辛口ワインしかつくっていないのですが、自然条件と収穫時のコンディションが揃ったときのみ甘口ワインを生産することがあります。ほとんど生産がないため、オフィシャルHPにも記載がありません。
残糖32g/Lのやや甘口で、「アウスレーゼ」と表記はありますが、ドイツの一般的なアウスレーゼよりは甘さ控えめです。
この2021年VTの前はなんと2009年につくられたっきり。かなり希少なワインです。
《テイスティングノート》
白桃や黄桃を思わせる熟したリースリングの素晴らしいアロマ。ジューシーな果実味に活き活きとした酸味。塩味を思わせるミネラルが長い余韻を引き締めます。
Prager Riesling Achleiten Auslese