《生産者について》
モリードゥーカーは、南オーストラリア州、マクラーレンヴェールに居を構えるワイナリーで、サラとスパーキー・マーキス夫妻が運営しています。その勢いはまさに飛ぶ鳥を落とすかのごとく。評価誌の高いポイントとその特徴的なエチケットで、着々とファンを獲得しています。ロバート・パーカーJrは「存在する赤ワインの中で最も価値のあるワイン。のんびり歩いてちゃだめだ、走ってでも集められる限りのボトルを確保しなくては! 」と絶賛しました。
《このワインについて》
白ワインにして2021年ヴィンテージはアルコール16%!しかし不思議とアルコール臭さは感じません。それは単にブドウの糖度が上がるだけでなく、風味の成熟が伴っているから。独自の灌漑(かんがい:水やり)システムの効果です。広報担当が言うには、プロモーション先でこのワインのアルコール度数を皆に聞くが、当てられた人はいないとのこと。
創業者の父が好きだからという理由で創業当時から作り続けているスペイン品種です。
《テイスティングノート》
パイナップルやライチのような熟したアロマと、樽熟成由来のヴァニラ香が混ざります。デリケートな風味ながらフルボディな味わいで、赤ワインのボディ感が好きな方でも十分に満足してもらえるであろう飲みごたえがあります。この価格としては驚きの凝縮度、そして余韻の長さを持ちます。
Mollydooker The Violinist