《生産者について》
シャルトーニュ・タイエは1683年にブドウ栽培家としてスタートしたレコルタン・マニピュラン。かつてはグラン・クリュと同等と扱われていた「メルフィ」の村に畑を持ちます。現当主アレクサンドル・シャルトーニュは、ジャック・セロスでシャンパンづくりを学んで実家に戻りました。単一区画からその畑の特徴を表現するリューディ・シリーズに力を入れており、瓶内熟成の期間がさほど長くないのもブドウの個性をよりハッキリさせるためです。
その人気はRMのシャンパーニュの中でもトップクラスであり、日本のワイナート誌でも取り上げられるなど世界中から注目を集めています。
《このワインについて》
「かねてからアヴィーズのワインに夢中だった!」そう話すアレクサンドルの思い入れが詰まったワイン。年によってはメルフィのブドウもブレンドされますが、2018年ヴィンテージに関しては「Cote de Blanc 100%」とバックヴィンテージに書かれており、グラン・クリュ表記。
砂糖漬けのレモンピール、マジパン、ペストリーなどの香りがグラスから漂います。フルボディで幾重にも重なる複雑な香りは非常に凝縮感があり、クリーミーな質感が心地よく、核となっている果実味と酸のバランスが素晴らしいシャンパンです。
Chartogne Taillet Hors Serie