ボジョレー・ヌーヴォーは日本で最もワインが売れるイベントです。だから非常に多くの輸入元が様々な生産者のワインを輸入します。
新酒に限らず様々なクラスのボジョレーのワインをつくり、輸入されている生産者もいます。ボジョレー・ヌーヴォーとしてしか見かけない生産者もいます。前者と後者、どちらが品質に期待できるでしょうか?
「ブルイィ」をはじめとした何種類ものボジョレーが定期的に輸入され、楽しまれている。シャトー・カンボンは間違いなくボジョレーの人気生産者の一つです。
《生産者について》
『自然派ワインの父』と呼ばれるマルセル・ラピエール氏。彼が妻のマリーと幼馴染のシャヌデ氏との3人で設立したのが「シャトー・カンボン」です。ある年の収穫。その収穫人の中にいたのがマリーで、夫婦は畑で出会ったのだといいます。
そのマリーと息子マチューが中心となり、60歳の若さで亡くなったマルセルの後を継いでいます。偉大な醸造家の後を継ぐのはさぞ大変でしょうが、彼女は「なにも特別なことはない。マルセルが行っていたことを続けていくだけ」と語ります。
ボジョレー・ヌーヴォーの典型的な香りとして「バナナのような」と表現されます。その生成には「71B」という酵母が関係しているのだそう。シャトー・カンボンではその培養酵母を使わず、自然酵母での醸造にこだわりをもちます。
《ボジョレー・ヌーヴォーの傾向》
赤色のフルーツを想わせる鮮烈な風味がグラスから飛び出すかのよう。フルーツをそのまま絞ったかのような生き生きとした果実味と旨味感を感じるのが、シャトー・カンボンがつくるボジョレー・ヌーヴォーの特徴です。
※予約商品と通常商品を同時注文頂いた場合、解禁日にあわせてまとめての出荷となります。通常商品は《出荷時に》在庫のあるヴィンテージとなり、注文時と異なる場合があります。
※このワインは醸造・瓶詰に至るまで亜硫酸を極力使用せず、無濾過で瓶詰されます。そのためブドウ由来の成分が沈殿する澱(おり)が発生する場合があります。飲用しても問題はありませんが、口当たりは悪いので、抜栓前にボトルを落ち着かせて静かにグラスに注いでお楽しみください。
※酸化を防ぐ目的で発酵時に発生する炭酸ガスを意図的に閉じ込める場合があります。わずかに発泡感がある場合があります。
Beaujolais Nouveau Chateau Canbon