《生産者について》
クロスター・エバーバッハは、ラインガウやヘシッシェ・ベルクシュトラーゼなどの生産地域を含む、ヘッセン州の州営ワイナリー。「クロスター」の名の通りもともとは修道院で、その歴史は1136年から続いています。
ドイツに5つしかないオルツタイルラーゲ(ワイン名に村名を省いて畑名のみが表記できる特別な畑)のうち、「シュタインベルガー」を単独所有していることで有名です。しかし手掛けるワインはそれだけでなはなく、ヘシッシェ・ベルクシュトラーゼ地域にも畑を所有しており、合計面積は247haにも上ります。
《このワインについて》
エバーバッハ自体は非常に多くのワインをつくっており、いろいろな輸入元から日本に入ってきています。白地に教会が描かれたラベルの方が日本で多く流通していますが、このラインガウのブドウでつくる「リースリング・トロッケン」を輸入しているのは、ローテ・ローゼさんのみ。
ラインガウのリースリングの魅力である「高い酸味に支えられた緻密な果実感」をしっかりと感じられる辛口ワインです。これぞ「ラインガウの味」と言えるでしょう。
Kloster Eberbach Riesling Trocken