《このブランドについて》
フォーチュネート・サンはハンドレッド・エーカーが新たに展開するブランド。
2-4代目の家族経営のブドウ栽培家の畑を100以上見て回った結果、「素晴らしい畑なのに大手ワイナリーのワインに混ぜられて個性が表現できていない。もったいない」と感じました。
「自分にこの畑を管理させてほしい。ハンドレッド・エーカーのクオリティーで栽培させてほしい」と頼み込み、畑を借りることに成功。そうしてカベルネ・ソーヴィニヨン100%にこだわらずナパ・ヴァレーの最高の畑を掘り起こすのが、このプロジェクトの目的です。
通常ナパでは、1エーカー当たりの栽培コストは、人件費などを含め年間約1.5万ドルだそうです。それをハンドレッド・エーカーでは6万ドルもかけて丁寧に栽培されます。それゆえの最高品質のブドウから、完璧に整って透明感のあるワインが生まれるのです。
《このワインの由来》
ワインの名前は「Diplomat 外交官」。果実味がありながらアロマティックでヨーロッパワインの雰囲気も併せ持つことから、ニューワールドのワインとどちらを飲んでいる方も楽しめるように。文化交流のかけはしとなるようなワインであることを願ってつけられました。
2018年のエチケットにはサー・ウィンストン・チャーチルの言葉が書かれています。
【パーカーポイント96点】
[ワインアドヴォケイト誌 2021年12月のレビュー]
ジェーソン・ウッドブリッジはこのワインを "21世紀のクラレット "と呼んでいる。ブレンドはカベルネ・ソーヴィニヨン主体で、メルローとプティット・シラーを少々加えている。ミディアムからディープなガーネットパープル色の2018年カベルネ・ソーヴィニヨン ザ・ディプロマットは、モレロチェリー、マルベリー、ブラックラズベリーの明るいノートに、熟したカシス、ホイシン、ブラックベリーパイの深遠な果実味、リコリスと燻製していないシガーの香りが加わり、スキップしながら出てくる。ソフトでふくよかな口当たりで、力強い黒果味と生き生きとした骨格を持ち、土っぽいフィニッシュには様々な層がある。
[Lisa Perrotti-Brownによる試飲 飲み頃予想2024 - 2046年]
Fortunate Son The Diplomat Red Blend Napa Valley