《生産者について》
「スタッグス・リープ・ワインセラー」「シェーファー」「クロ・デュ・ヴァル」などいくつもの著名生産者が居を構えるスタッグス・リープ・ディストリクト。そこに最新鋭の醸造設備を構えるのがクリフ・レイディです。
ブドウ栽培のコンサルタントに、ナパでこれ以上ないと言われるデイヴィッド・エイブリュー氏を招へい。さらに醸造コンサルタントには当初はミシェル・ロラン氏。そして後にフィリップ・メルカ氏を迎えます。フィリップ・メルカ氏は「ブライアントファミリー」や「ハンドレッドエーカー」を成功に導いた、これまたナパ・ヴァレーでトップクラスの醸造家。
現在の醸造家クリストファー・タイナン氏が2012年に加わってから、更に評価が高まっています。
【パーカーポイント92点】
[ワインアドヴォケイト誌 2021年10月]
2019年のカベルネ・ソーヴィニヨン・スタッグス・リープ・ディストリクトは、カベルネ・ソーヴィニヨン82%、メルロ8%、カベルネ・フラン7%、プティ・ヴェルド3%のブレンド。深いガーネット・パープルの色調で、グラスから飛び出すと、温かみのあるブラックカラント、ブラックベリーのジャム、ブラックフォレスト・ケーキの明るく朗らかな香りに加え、木の皮や鉛筆の芯のニュアンスが感じられる。味わいはシルトのような美しいテクスチャーを持ち、抑制の効いたミディアムからフルボディのスタイルで、土の混じった歯ごたえのある果実味と香ばしい余韻がある。
[Lisa Perrotti-Brownの試飲 飲み頃予想2021-2033年]
Cliff Lede Cabernet Sauvignon Stags Leap District