《このワインについて》
かつて「ブリュット・プルミエ」として販売されていたルイ・ロデレールのスタンダードクラスシャンパン。現在は「コレクション」の名前でヴィンテージ代わりの通し番号をつけて販売されています。
その陰に隠れるようにして販売される「カルト・ブランシュ」。その美味しさを知る人はあまり多くありません。つい購入検討の対象外としがちな「ちょっと甘いシャンパン」だからです。
コレクションのドサージュが8g/Lなのに対し、このカルト・ブランシュは45g/L。表記でいうと「ドゥミ・セック」に当たります。
この甘さゆえに、スパイシーな中華料理やエスニック料理といった辛口のシャンパンだと負けがちな料理にもピッタリ!あくまで上品でほのかな甘さは、決してデザート用だけではありません。シャンパン通はドゥミ・セックならではの食中酒として使っているのです。
《生産者について》
1776年設立の老舗シャンパーニュ・メゾン、ルイ・ロデレール。大規模なブランドが華々しい広告を掲げ市場を席巻する中で、彼らは派手なコマーシャルを好まず、あくまでも静かに品質を磨くことだけに専念しています。そのため「誰もが名を知るシャンパン」ではありませんが、本物を愛する真のワイン好きに選ばれるメゾンであり続けています。
Louis Roederer Carte Blanche