《生産者について》
古代ローマで王侯貴族しか飲むことができなかったかつての超高級銘醸地「ファレルノ」でワイン造りを行う生産者です。1970年代に復興した知名度のまだ低いエリアですが、当主のアントニオはワイン造りの情熱から、わざわざ公認会計士の職を辞してまでここにワイナリーを開きました。かつての銘醸地としての風格はそのままに、「自分のワインをできるだけ多くの人に飲んでもらいたい」という思いから、コスパが非常に良いワインをリリースしています。
《このワインについて》
ファランギーナはとても香り豊かでボリュームのある品種です。このワインに使われるファランギーナは収穫を1ヶ月遅くすることで、乾燥して干しブドウ状となります。水分が減る分、糖度が増して風味に深みと力強さが生まれるため、華やかなだけのワインから、よりどっしりと凝縮した味わいを持ったワインとなりました。
ラベルの絵はルネッサンス期の木管楽器で、オーボエの祖先であるチャラメッラを描いています。
《テイスティングノート》
輝きのある麦わら色、白い花やハーブの豊かなアロマが広がります。果実味のボリュームがあるので、フレッシュな料理よりも、火を通した白身のお肉やサーモンなどと合わせやすいです。
Falanghina Vendemmia Tardiva Roccamonfina Bianco Fattoria Pagano