《生産者について》
ティボー・ブディニョンは2009年がファーストヴィンテージのまだ若い生産者。ボルドーのシャトー・オリヴィエ、ブルゴーニュのフィリップ・シャルロパンで経験を積んだのち、ロワールのシャトー・スーシェリーというワイナリーで醸造責任者になりました。ワイナリーの家系というわけではなく、彼がロワールに来たのはたまたま。しかし彼はすぐにこの地のシュナン・ブランに心を奪われます。「この土地のシュナン・ブランは世界最高のワインを生み出しうる」と確信したのです。
スーシェリーでの仕事を続けながらドメーヌを設立。2014年にはサヴニエールの畑も手に入れ、現在は3haを持ちながら2足わらじの生活です。
当然生産量はとても少なく、リリースされたワインはレストランを中心にあっという間になくなってしまいます。
《このワインについて》
クロ・ド・ラ・ユットに隣接する1.5haの区画が「クロ・フレミーヌ」。
マンダリンオレンジやアプリコットの繊細なアロマ。フレッシュな柑橘果実と上質なミネラルを感じ、スムースな口当たりが余韻につながります。
Savennieres Clos de Fremine Thibaud Boudignon