《生産者について》
ミシェル・グバール・エ・フィスは、コートシャロネーズ地区に位置するサンデゼール村を拠点とし17世紀から続く家族経営のドメーヌです。近年ではラベルデザインをリニューアルし、現在は「ドメーヌ・グバール(Domaine Goubard)」と表記してリリースしています。しかし、コート・シャロネーズ・ヴィエイユ・ヴィーニュはグバール家が初めて自家元詰めを行ったワインであり、ドメーヌの伝統を残したいとの意図から、「ミシェル・グバール・エ・フィス(Michel Goubard et Fils)」と表記しています。
《このワインについて》
このワインは異なる土壌を持つ2つの区画のブドウで造られます。ひとつは「シャン・プーロ」と呼ばれる区画で、この畑のブドウは、非常に丸みがありふくよかなハチミツのフレーバーをワインにもたらします。もうひとつは「アン・シェネーヴル」と呼ばれ、レモンのフレーバーをもつミネラル豊かなブドウを生みます。2つの区画の特徴がうまく調和した非常にバランスの良い味わいに仕上がっています。雑味や尖った印象のない、素直においしい白ワインってこういうのだよね、と頷いていただけるようなワインです。
《テイスティングノート》
レモン、蜜たっぷりのリンゴ、梨のニュアンス。果実感のボリュームが厚く、酸も程よい高さで角の丸い質感。余韻にほのかなナッツの香ばしさを感じます。アタックから余韻の最後まで、非常にバランスの取れた味わいです。
Givry Blanc Michel Goubard &Fils