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[ワインアドヴォケイト 2003年1月のレビュー] このワインは、樽出しよりも瓶詰めの方が、より複雑で豊かな味わいを示すという典型的な例である。非常に骨格のしっかりした、リッチで凝縮したワインが数多く造られたこのヴィンテージにおいて、ラグランジュは30~35年は持つと思われる超大作ワインの一つである。色は黒/ルビーで、スパイシーな新樽、黒い果実、花の閉じた、しかし膨らみのあるブーケを持ち、この筋肉質でフルボディのタンニンのあるワインは果実味が詰まっていて、明らかにこのヴィンテージの偉大な長距離走者の1つである。日本人オーナーがこの土地に行った多大な投資が、驚くほど後進的ではあるが、スリリングなワインとして実を結んだことに感服する。今までのラグランジュの中で最高級品! [Robert M. Parker, Jr.による試飲 飲み頃予想2003-2025年]
Chateau Lagrange