《生産者について》
ジャトー・ジンコを営むのは、ボルドーで唯一の日本人女性醸造家・百合草梨紗さん。21歳でボルドーに留学し、有名シャトーを訪問しながらワイン醸造とテイスティングを学びます。
そのテイスティング能力が認められ、コンクールの審査員として活躍し始め、夫であるマチュ・クレスマン氏とワイン商を設立。10年に渡ってそのキャリアを積み上げた後に、2015年ブドウ畑を購入しました。サンフィリップデグイ村という決して著名ではない村から、1.5haのシャトー・ジンコはスタートしました。
彼女の目指しているところはシンプル。ボルドーで1番、世界で1番美味しいワインをつくることです。
《このワインについて》
現在1.65haの小さな畑は彼女が取得する以前から有機農法で栽培。ファーストヴィンテージの2016年はわずか3500本の生産。今も生産規模は数千本単位であり、人気になってしまえばすぐに入手困難になるでしょう。
メルローのエレガンスを美しく表現したワインは極めて上質。生産量の少なさ故に価格はやや割高に感じるかもしれませんが、「シャトー・ジンコ」の将来に期待して試してみてはいかがでしょうか。
Chateau Ginko