[ワインアドヴォケイト誌164号 2006年4月のレビュー]
ソシアンド・マレは、クリュ・ブルジョワのエステートが達成できることの見本のようなワインだ。一貫して格付けされた成長期の品質を持ち、またメドックで造られるワインの中で最も長持ちするワインの一つでもある。ソシアンド・マレにとって例外的なヴィンテージとなった2003年は、見事なまでに凝縮されたインキー・ブルー/パープル色のワインを生み出した。ブラックベリー、ラズベリー、いくつかの白い花、そして鉛筆の芯のようなほのかな香りが漂う。ワインは力強く、非常にフルボディで、かなりのタンニンを持ち、閉じた状態にある。リッチで層が厚く、5~6年のボトルエイジが必要な素晴らしいワインだ。30年以上は保つでしょう。昨年書いたように、このヴィンテージは、1970年と1982年をブレンドした仮想のワインの現代版である。
[Robert M. Parker, Jr.による試飲 飲み頃予想2011-2036年]
Chateau Sociando Mallet