《生産者について》
マールボロで生まれ育ったワインメーカー、デイビッド氏が『トゥーリバーズ』を設立したのは2004年。マールボロの地にとって非常に重要な2つの川、ワイラウリバーとアワテレリバーから命名しました。
17歳からワインに興味を持ったデイビッドは、NZで栽培と醸造を学んだあと、コンサルタントワインメーカーとして世界各地で25ヴィンテージを経験。世界のワインを知ったうえで、マールボロのワインを更なる高みへと導くワインづくりを目指しています。
《ワインについて》
デイビッドが手掛ける、「より親しみやすく、シンプルにおいしいワイン」というコンセプトのシリーズが、このブラック・コテージです。
ボルドーワインに多いメルローのイメージとは違い、渋みはほとんどなく品種の特徴は穏やか。ぼんやりとした「赤ワインらしい赤ワイン」のイメージに仕上がっています。
※以前は「メルロー/カベルネ」としてリリースされていたワインが、メルロー単一に変更になりました。味わいは驚くほど変わっていません。
《テイスティングノート》
とりわけ際立った特徴のある赤ワインではありません。
赤系・黒系果実の風味もややあいまい。新樽も20%つかって醸造されていますが、濃厚なワインというわけではありません。かといって酸味の強さは平均くらい。
その中庸な感じが素晴らしくバランスがとれており、飽きずに心地よく飲み続けられます。
Black Cottage Hawke's Bay Merlot