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[ワインアドヴォケイト 1998年1月] このワインはついにポテンシャルを発揮し始めた。過去10年間は閉じていて、恐ろしいほどタンニンが強い。濃いルビー/ガーネット色、杉、チョコレート、カシス、スパイスの甘いノーズ、熟した果実味と抽出、重厚でスケールの大きいタンニンの後味を示す。まだ未熟ではあるが、タンニンのマントを脱ぎ捨て、より複雑さとバランスを示し始めている。果実味がどれだけ持ちこたえるかが気になるところだが、このワインは間違いなく世紀の変わり目にプラトーに達するだろう。70年代のムートン・ロートシルトの中でも特に期待はずれのワインが多い中で、1970年の偉大なボトルは1975年よりも優れているが、このワインは明らかにこの10年の中で2番目に良いムートンだ。最後に試飲したのは1995年12月。 [Robert M. Parker, Jr.の試飲]
Chateau Mouton Rothschild