《アルバリーニョについて》
果皮が厚く湿気に強いという性質から、近年は日本でも注目されているブドウ品種アルバリーニョ。その主要産地はスペインのガリシア地方リアスバイシャスとポルトガルのミーニョ地方。品質的にはリアスバイシャスの方が高品質指向です。
高くて骨太な酸味と塩味を思わせるようなミネラル感が特徴で、魚介料理全般の頼れるパートナーです。
《生産者について》
ワイナリーの名前は古い教会からとったもので、「ゴマリス村」から名づけられました。
コト・デ・ゴマリスのワインはその9割が地元消費されてしまうため、よほどの目利きしか知りません。あのジャンシス・ロビンソン氏をして「決して安くはないが非常に価値ある、忘れられない白」「これを見つけ出してくれたバイヤーに感謝」とまで言わしめた素晴らしい品質です。
《テイスティングノート》
かんきつ系の苦みをもったフルーツや桃を想わせる、凝縮感のある香りが広まります。力強い果実味は横に広がる酸味とともに口の中で弾け、余韻にはしっかりとミネラル感が続きます。
高品質なワインの多いリアスバイシャスにおいても、香りのボリュームと味わいの骨格で1段階優れた、飲みごたえのある白ワインです。
Gomariz X Albarino Coto de Gomariz