《このワインについて》
鮮やかな色合いとフレッシュな風味を持つ、ピノ・ノワール100%でつくるロゼワイン。このワインについて特筆すべき点は、ワイン業界における最高権威であるマスター・オブ・ワイン(MW)がつくることでしょう。キム・ミルンMWはオーストラリアで2番目にマスター・オブ・ワインになった人物です。
マスター・オブ・ワインはワインに関する全ての知識が問われます。醸造や流通、販売、もちろんその味わいについても。世界中のワインとワイン市場を知って広い視野でつくられるワインは、世界のワイン市場で選ばれる理由のあるものです。
《生産者について》
バード イン ハンドは1997年創業された家族経営のワイナリーです。当時はまだ新興ワイン産地であったアデレード・ヒルズに80エーカーの畑を購入しました。ワイナリーの名前はアデレードから約37キロ離れたウッドサイトという小さな町に位置した金鉱山「バード・イン・ハンド」から名付けれました。
キム・ミルンMWは2003年より醸造長として加わります。
自社畑に加えて長年契約しているブドウ栽培農家からも購入し、年間10万ケースと結構な量を生産しています。醸造長のネームバリューに比してワインに値ごろ感があるのは、この生産規模ゆえです。
《テイスティングノート》
ストロベリーや桜の花びら、じゃこうを思わせる華やかな香り。味わいはしっかりとドライで、低めのアルコールもあわせて口当たりスムースです。美しい酸味と適度な余韻は、食事を引き立ててくれそう。
2000円台のロゼワインとして、ケチの付け所が全くない。スキのない完璧に近い味を安定して提供してくれる安心感があります。
Bird in Hand Pinot Rose