《生産者について》
ワンス&フューチャーを手掛けるのはジョエル・ピーターソン。ベッド・ロックのモーガン・ピーターソンの父です。
彼は1976年にレーヴェンスウッドを設立。300ケースのジンファンデルから始めて、会社を順調に成長させ、コンステレーション傘下として買収されたときには年産44万ケース。そこからさらに年産100万ケースまで成長させてカリフォルニアワイン界の重鎮となり退職しました。
きっと仕事をしなくたって生きていけるでしょう。そんな彼が改めて2016年にスタートしたのが、この「ワンス&フューチャー」です。ジンファンデルを中心にメジャーではない品種のワインを、各地の素晴らしい畑から少量生産。年産数百ケース程度のものがほとんど。これこそ彼が本当にやりたかったこと・つくりたかったワインなのでしょう。
《このワインについて》
パリセーズ・ヴィンヤードはナパ・ヴァレー北部の温暖なカリストガにあるわずか0.4haの小さな畑。1800年代からつづく古い畑で、現在の樹は1968年に植樹された非常に古いものです。
プティ・シラーはジンファンデルより色濃く、スパイスのニュアンスが強く表れる品種。決してメジャーとは言えないこのブドウを大切に育てるこの畑に、ジョエル・ピーターソンが目を付けたのでした。
Petite Sirah Palisades Vineyard Calistoga Napa Valley Once & Future