《生産者について》
マウント・エデンはサンタ・クルーズ・マウンテンAVAにおいて大御所的な生産者の一人。サンフランシスコとモントレーの間に位置し、海に近い山間という立地ゆえに、地形が様々な気候を生み出します。その環境を活かした酸味に締まりのあるシャルドネ、ピノ・ノワール、カベルネ・ソーヴィニヨンの生産に定評があります。
《ワインについて》
2018年ヴィンテージより、以前まで主体として使われてきたウルフ・ヴィンヤードのブドウのみから作るようになりました。
太平洋からの霧や風の影響を強く受ける、世界でも有数のハングタイムが長い畑です。1976年に開墾された畑であり、エドナ・ヴァレーで最も古い畑。そのためブドウの樹齢が非常に高く、風味に凝縮感をもたらしています。
《テイスティングノート》
くちなしの花、オレンジのようなアロマ。オークの風味がしっかりリッチに表れているものの、エレガントでしっかりとした酸味がフレッシュ感を与えます。
決して手ごろな価格ではありませんが、名手「マウント・エデン」の味わい知るエントリークラスと言えます。
Chardonnay Edona Valley Wolf Vinyard Mount Eden