《このワインについて》
ネコのラベルがトレードマークであるレオン・ハイツマンがつくるワイン。2本の「カッツ」は「クレマン・クリュール」時代からのコンセプトを受け継いだ、象徴的なワインです。
〇ジャンティ・ド・カッツ = やさしい黒ねこ ⇒香り豊かなやや辛口白ワイン
〇ヴォワイユー・ド・カッツ = 不良の白ねこ ⇒すっきり辛口白ワイン
ぜひ飲み比べてもらいたい2本です。
こちらのヴォワイユー・ド・カッツは、シルヴァネール、リースリング、ミュスカというアルザス伝統の3品種ブレンド。どちらかというと香りに派手さはなく、口当たり軽やかな品種です。
味わいも品種の特徴とワインのコンセプトを反映したもの。レモンやグレープフルーツのような柑橘系の爽やかなアロマ。食事を引き立てくれそうな爽やかな酸味を持ち、軽やかな口当たりでついついグラスが進みます。
《生産者について》
レオン・ハイツマンはアルザスで1804年から続くドメーヌ。合計17haの畑は2008年からビオディナミで管理しています。
2017年には跡継ぎがいなかったクレマン・クリュールのドメーヌを吸収合併し、彼がつくってきたワインもコンセプトごと継承しました。クレマン・クリュールのワイナリーがある地はカッツェンタル(猫峡谷)という名前の村であり、地元を盛り上げようとねこをラベルにしたといいます。
Voyou de Katz Leon Heitzmann