《生産者について》
チリのワイナリーは外資によって設立されたものが少なくありませんが、モンテスは「チリ発、チリ人だけのチリワインカンパニー」。1988年にスタートしました。
雨が少なく日照時間の長いチリは、ブドウの病気が少なく害虫がいません。だから農薬の必要性がヨーロッパに比べ圧倒的に低いのです。そこにヨーロッパ式の醸造技術を持ち込み、高品質なワインを追求しています。
《このワインについて》
もう一つのフラッグシップである「パープルエンジェル」が、チリ特有の「カルメネール」種主体なのに対し、こちらはカベルネ・ソーヴィニヨンを中心としたボルドーブレンドです。
《テイスティングノート》
完全なボルドースタイルに仕上げられ、チリワインにありがちな果実味過多の甘さとは全くの無縁。ブラックカラント、ブラックチェリー、ブラックベリーといった黒果実がたっぷり感じられ、品よく香るショコラやローストオークのニュアンス。継ぎ目のない、まるで高級シルクのような滑らかな舌触り。ゴージャスでありながらエレガント。凝縮感と厚み、複雑さがありながら全体はすっきりとスマートにまとまっています。
Montes Alpha M