《生産者について》
ステファノ・ルビアナ・ワインズはスティーヴと妻のモニークによって1990年に設立された小さな家族経営のワイナリーです。
ダーウェント・リバーの河口を望む壮大な眺めの北斜面に映えるブドウ畑は、シャルドネやピノ・ノワールの栽培に理想的な条件が整った土地としてオーストラリア国内でも屈指の場所です。そこに小さいながらも素晴らしいブドウ畑を設立し、冷涼な気候を生かしたプレミアムワインを生産しています。
この地域でのバイオダイナミック・オーガニック栽培の先駆者であり、ロンドンの権威ある「International Wine Charange」では最高峰トロフィーを受賞しています。
《このワインについて》
ワイン漫画、「神の雫 マリアージュ」でも紹介されているワインです。プリマヴェーラ(伊)=春。ワインがリリースされる時期と、軽やかでエレガントなワインスタイルからそう名付けられました。
このワインは果実味を残すために、材料となるブドウは完全除梗・早い段階で果皮を果汁から取り除きます。野生酵母によるゆっくりとした発酵で、約3週間後にバスケットプレスで優しく圧搾されます。
樹齢とともにだんだんと味わい深くなっていくこのプリマヴェーラ・ピノノワールは、ステファノ・ルビアナの中でも最も人気のあるワインです。
《テイスティングノート》
色はエッジに少し紫の残るきれいなガーネット色。フレッシュなベリー香がたっぷり感じられ、スミレやバニラのニュアンスも。熟成によって香りはもっと豊かになっていきます。
味わいはラズベリーやイチゴなどの果実味、ほのかにスパイスも感じられ、ピノノワールにしてはボディのしっかりとしたスタイル。クリーンでドライな後味。温度は17℃位でがベスト。熟成はあと6年くらいの間が最もパフォーマンスを発揮します。