産地 | :スペイン、リオハ |
生産者 | :ベンハミン・ロメオ |
品種 | :テンプラニーリョ |
内容量 | :750ml |
リオハの超新星ベンハミン・ロメオは小量のスーパー・プレミアムを生産する為、1999年ヴィンテージの後、リオハの象徴ともいえる有名なワイナリー、アルタディのワイナリーでの仕事をやめました。
ロメオはフアン・カルロス・ロペス・デ・ラカーレ氏と共に生産した、将来性あるエル・ピソンやグランデ・アナダスよりも更に高品質のワインを求めていました。
その彼はいまや、コンタドールを持っています。初のヴィンテージ、 2000年の3,000本は世界中のワイン収集家に瞬く間に買い上げられ、現在では見つけるのは、ほとんど不可能になっています。
統計はロメオの主張を裏付けています。彼は自分の管理下に、10種類の地質で15種類の方角を向いた、22の異なった葡萄畑を持ち、“どれ一つとっても同じ緯度にある畑は無い”と言ってます。その上、野生に近い茂みの中で鍛えられた葡萄の古樹は、全てビオ・ディナミによって栽培されています。
厳しい選定、収量の制限と、可能な限り最高の葡萄を作るために、できることは全て行われています。そしてまた、彼の葡萄の実の選別は恐ろしく厳格です。葡萄は手摘みで細心の配慮をもって小さな箱へ収穫されます。
ほんの僅かな葡萄のみでコンタドールが造られ、残りはセカンド・ラベルのラ・クエバ・デル・コンタドールになります。何年間か -多分何年間も- 彼がコンタドールを造ることはないでしょう。
葡萄作りに関して、発酵はやさしく、静かに行われ、重力にしたがってフランス製オーク樽へ導かれます。
ベンハミンは樽に使う木を選ぶため、毎年フランスへ行きます。何事も成り行き任せにはしないのです。更なる複雑性をワインに与えるために、7人の異なる樽製造者を使っています。
ヴィンテージによって異なりますが、ワインは平均で18ヶ月間樽で熟成されます。街の一番の高所に位置する、12から16世紀に岩山を削って造られたカーヴに移される前、ワインは最初の冬の後の新月の時に澱引きがおこなわれます。
このカーヴでは温度は12-13℃と一定で、湿度は65%に保たれており、ワインは完璧な熟成の条件下におかれます。
200ボトルのみ生産。このワインはしっかりと締まって発展の段階でいうとまだ幼児である。
卓越した要素はしっかりとあるが、それがいっぱいに表現されるのは10年の熟成が必要になるだろう。
そしてボルドーの最高品のように40~50年の間美味しく楽しめるだろう。ワイン・アドヴォケート169号2007年2月より。PP95点 2007年には、PP95点を獲得!
200本のみの生産!
入手はきわめて困難です!