《赤ワインに甘口が少ないワケ》
甘口のワインは別に珍しくありませんが、大抵は白ワイン。たまにスパークリングワインで、赤ワインはあまり見かけません。というのも赤ワインに含まれる渋みのもと、タンニンと糖分との相性があまりよくないからです。
つまりタンニンをあまり含まないブドウ品種なら、甘口でも美味しいものがつくれるということ。その一つがこのドルンフェルダーです。
《甘口赤ワインを飲みたくなるとき》
白ワインの甘口は、「しっかり甘味を感じるけど、酸味が高いからベタベタせず、余韻スッキリ」という味わいに仕上げられることが多いです。やはりそういったものが美味しく感じます。ドイツ、モーゼル地方のリースリングなどが典型例です。
一方でその高い酸味を苦手に感じる人もいます。通常ならそうでなくても、冬の寒い時期にはあまり気が進まないという場合も。
そんなときドルンフェルダーの甘口を試してみてはいかがでしょう?香りがシンプルで、酸味が穏やかなので、そんなに高いワインをつくれる品種ではありません。だからこその親しみやすさ、ほっとする味わいがあります。
本当に寒い季節なら、ちょっとレンジで温めてホットワイン風にして飲むのも美味しいでしょう。寒くない時期に飲むなら、普通の赤ワインとは違いちょっと冷やし目がおすすめです。
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