《生産者について》
ブルゴーニュで活躍する「ルー・デュモン」の仲田晃司さん。彼が醸造に参画するシャンパンの特別プロジェクト「ルー・ベアトゥディネム」は、このシモン・ドゥヴォーのブドウでつくっています。
1995年秋、仲田さんとアラン・ドゥヴォー氏はサントネーのとあるドメーヌに参加した際に知り合います。「アランはとてもシャイで、とにかく真面目な男です」と語る仲田さん。仲田さんがそう語るということはよっぽどです。毎日汗水流して畑仕事をする姿を見て、ワインを任せることを決めたのでしょう。
《このワインについて》
シモン・ドゥヴォーは7.5haの畑を所有するレコルタン・マニピュラン。その特徴としては、ピノ・ブランも栽培していることでしょう。
シャンパーニュの品種はシャルドネ、ピノ・ノワール、ムニエが大半ですが、そのほかにも4種類のブドウが許可されており、ピノ・ブランはその一つ。スタンダードクラスである「ブリュット」には10%ブレンドしており、それが「オーブの魂」だそうです。
ベースワインの発酵はステンレスタンク、熟成は10%だけ350Lのオーク樽で6か月間行います。瓶内熟成は24か月以上。
Simon Deveaux Brut