《生産者について》
「最高級のシャンパンは何か」その問いに対して、必ず名前が挙がるだろう銘柄の一つが「サロン」です。
メニル・シュール・オジェ村のシャルドネ100%からつくるこのシャンパンは、非常に高価に取引されます。生産量は決して多くないとはいえ、小規模生産者のものほど少ないわけではありません。それなのに、日本で小売店への出荷は割り当て制になるほどです。
ベースワインの発酵にはステンレスタンクを使い、マロラクティック発酵をしない、飲み頃になるまで時間のかかるスタイル。およそ10年の瓶内熟成を経てようやくリリースされます。1905年のリリース以来、2015年ヴィンテージで45回目。近年だと2010、2011、2014年などはつくられませんでした。そのこだわりに対する信頼が、これほど高価になっても売れ続ける原動力です。
シャンパンとしてこれより高価な銘柄はわずかにありますが、ある程度の数が生産され、知名度が高いものの中では一つの頂点と言えます。贅の限りを尽くした最高のおもてなしの場に、これ以上のものはありません。
《2015年ヴィンテージについて》
暑く乾燥した年として知られる2015年。5月中旬から8月中旬まで、豊富な日照と干ばつが続きました。収穫の少し前に降った雨が畑の気温を下げ、ブドウは素晴らしい状態で収穫できました。
白い花や菩提樹、スイカズラなどの繊細なアロマ。雄大で生き生きとした口当たりが心地よく、塩味のようなミネラル感と爽快感を持ちます。豊満さと繊細さを併せ持つヴィンテージです。
Salon Blanc de Blancs