《生産者について》
ロバートソン・ワイナリーは南アフリカで3番目に大きなワイナリー。自社畑の他にも35の農家と契約しており、トータル1900haの畑から多様なワインをつくっています。手ごろな価格帯のワインも豊富につくっており、南アフリカでワイン売り場に行けばどこでも見かけるほどだといいます。
「ロバートソン」は生産者の名前でもあり生産地域の名前でもあります。地域としての「ロバートソン」は、海から100kmほど内陸にあるため、基本的には温暖。夏の最高気温は32℃ほどまで上がります。しかしインド洋から川沿いに吹く南東風で最低気温は下がるため、暑すぎることはありません。畑の条件を選べばシャルドネやゲヴュルツトラミネールのような暑さに強くない品種も栽培できます。
《このワインについて》
ロバートソン・ワイナリーのラインナップは、手頃な価格帯のものが中心。輸入はされていませんが、缶ワインなどもつくっているようです。
なのでCR = Constitution Roadのシリーズは別ブランド扱い。オーナーの自宅を通る道の名前からつけられました。南アフリカ民主化10周年を記念して2004年に発売されて以来、著名な賞の数々を受賞しています。
《テイスティングノート》
新樽100%で熟成されており、ヴァニラの甘い香りの豊かさにその効果が現れています。バタートーストやマーマレード、柑橘類の香りと混ざり合っています。クリーミーで厚みのある口当たりで、余韻のボリューム感も申し分ない。ぜひ他国の5000円クラスと比べて頂きたい豪華な味わい。
お家でおこなう小規模なパーティーシーンにぴったりです。
Robertson Constitution Road No.1 Chardonnay