《生産者について》
クナワラといえばオーストラリアにおけるカベルネ・ソーヴィニヨンの銘醸地の一つ。「テラ・ロッサ」と呼ばれる鉄分を含む赤い石灰質土壌で有名です。
1891年のこと、南オーストラリア州ペノラのこの地にて初めてブドウ畑を拓いたのが、ワイナリー名の由来となったジョン・リドック氏です。それゆえ「クナワラの父」と称され、オーストラリアワインの歴史に刻まれています。
ワインは南オーストラリアらしい豊かな太陽を感じさせるものですが、極めてエレガントな酸味が全体を支えています。特にカベルネ・ソーヴィニヨンにはユーカリのような独特の爽やかなアロマを感じ、まさにクナワラのテロワールが表現されています。
《このワインについて》
濃密な果実味と清涼感のある風味の共存が、このカベルネ・ソーヴィニヨン、そしてクナワラの特徴です。
カシスやブラックチェリーのような、よく熟した鮮やかなベリーの香り。そこにチョコレートやオーク樽の風味もありつつ、ユーカリのようなこの地らしいグリーンノートも感じ、その風味が清涼感をもたらします。
果実味は熟度が高い一方で、石灰質土壌のためか豊かな酸味が蓄えられており、タンニンもしっかりと感じます。ワイン単体よりも食事時こそ活躍するだろうバランス感です。
Riddoch Coonawarra Cabernet Sauvignon