《生産者について》
イヴニング・ランド・ヴィンヤーズは、アメリカ・オレゴン州の銘醸地ウィラメット・ヴァレー、エオラ・アミティ・ヒルズAVAに本拠を置くワイナリーです。1980年代初頭に開墾された歴史的な単一畑「セヴン・スプリングス」を独占管理し、冷涼な風が吹き抜ける火山性玄武岩土壌にて完全なビオディナミ農法を実践しています。現在は「ドメーヌ・ド・ラ・コート」のラジャ・パー氏と気鋭の醸造家サシャ・モーマン氏が生産を担います。野生酵母による自然発酵や控えめな新樽比率など、ピュアな果実と酸を尊重したピノ・ノワールおよびシャルドネの醸造を行っています。
《このワインについて》
ワインを美味しく感じるかどうかにおいて非常に重要な要素「バランス」。しかしこれは、どうにも文章では説得力をもって伝えられません。飲み手により最適なバランスポイントは異なり、極端な話どんなワインにも「バランスがいい」と言えるからです。
なので本当は使いたくないのですが、このワインの1番の魅力は何かと言えば、価格も含めての「バランスがいい」です。
リンゴや洋ナシ、白い花のような、繊細でありながら十分なボリュームのある香り。そこに控えめな樽香が複雑さを添えます。位置づけとしてはワイナリーのスタンダードなのでそこまでの派手さはありません。しかしコンパクトにまとまった味わいは欠けるところも突出するところもない心地よさ。スムースな質感とあわせて、安っぽさは全くありません。
Evening Land Chardonnay Eola Amity Hills