《生産者について》
「そのうちドイツの頂点に立つ生産者になるよ」
そう語るのは、ピノ・ノワールにおいてはもう頂点といっても言い過ぎではない、ベルンハルト・フーバー醸造所のユリアン・フーバー氏。彼がそれほどまでに絶賛するのが「リングス」です。
リングスがあるのはファルツの北部。銘醸地のエリアです。主力品種はリースリングとピノ・ノワール。リースリングはとかくラインガウやモーゼルと比べられがちですが、土壌が粘板岩ではなく石灰岩であるためキャラクターが大きく違います。よりシャープに引き締まったスタイルで、チョークのようなミネラル感をしっかりと感じるスタイルです。
そこで家族から引き継いだ約40haの畑でワイナリーを営む、シュテファンとアンドレアス・リングス兄弟。アンドレアス氏いわく、彼が12歳のころからお小遣いはワインを買って飲むことに全ベット。フーバーのワインも特にお気に入りの一つだったとか。展示会に赴いては様々な生産者のワインを飲んできました。
そんな「ワイン狂」とも言える兄弟なので、素晴らしいワインをつくるため様々なことを試します。リースリングをマロラクティック発酵させるという変わった醸造法もその一つでしょう。
《このワインについて》
リングスのスタンダードクラスにあたるシュペートブルグンダー。このクラスから非常に凝縮度が高いのが特徴です。
控えめなベリーの香りにスパイスや花の複雑なアロマ。ただ濃いのではなく、しっかりと味わいの骨格を持ち、立体的な印象。素晴らしく上品な酸味で締めくくられます。
Rings Spatburgunder