《生産者について》
ニュージーランドのワインの中心地、マールボロの奥地。アワテレヴァレーを見下ろす丘の上にエリカとキム・クロウフォード夫妻が開いたワイナリーが「ラブブロック」です。
2人が最も大切にしているのは、四季のリズムとその土地の個性を最大限に尊重すること。なのでオーガニック”ヴィンヤード”ではなく、鳥・牛・ヒツジなどや多様な植物と共生するオーガニック"ファーム”を営むことに取り組んでいます。
本拠地アワテレヴァレーの畑は、2012年にニュージーランドのオーガニック認証である「ビオグロ」を取得しました。
《このワインについて》
醸し発酵(ブドウジュースに果皮や種を漬けた状態での発酵)を行ってつくるオレンジワイン。ソーヴィニヨン・ブランを用いるので、それほどオレンジ色は濃くありません。
ラブブロックでは全てのワインに対してSO2(亜硫酸塩)の使用を減らす工夫をしており、常に酸化防止剤の代替えとなる成分や方法を模索しています。2018年に初生産したこのワインでは、緑茶の成分のみをSO2の代替えとして極少量使用しました。
《テイスティングノート》
アプリコット、リンゴなど、熟したフルーツのふくよかな香り。サフラン、オレンジの皮、グレープフルーツのニュアンスが味わいを引き締め、余韻にはマールボロのソーヴィニヨンブランらしいハーブが爽やかに駆け抜けます。
※亜硫酸の表記について
このワインはSO2無添加でつくられていますが、ワインは発酵時に必ず少量の亜硫酸を作り出します。つまり少量含有しています。そのためボトルには「亜硫酸塩含有」の表記があります。
Loveblock Marlborough Tee Sauvignon Blanc