《ノンアルコールワインとブドウジュースの違い》
一番の違いは「甘くなくてワインっぽいかどうか」です。
ノンアルコールワインとは、出来上がったワインに脱アルコール処理をしたもの。それだけだと風味もボディも弱くて美味しくないので、各社いろいろな工夫をして味を整えします。
この「ピエール・ゼロ」の場合は、そのままのブドウジュースをブレンドして風味を増し、そこに炭酸ガスを入れてスパークリングとしています。
発酵して糖分のなくなったワインがベースです。ブドウジュースを加えるのである程度甘いのですが、ストレートのブドウジュースと比べると甘さ控えめ。アルコール度数0パーセントなので、運転前にもスパークリングワインの気分を楽しめます。
《生産者について》
ピエール・シャヴァンの設立者はマティルダ・ブラシャン氏。彼女はスウェーデンで暮らしていたころに子宝に恵まれ、4年間にわたって禁酒生活だったといいます。
「ただ単にブドウでつくっただけのジュースではなく、ワインの風格を持ったアルコールゼロの飲み物をつくりたい!」それがきっかけとなって、ワインテイスト飲料の開発を志したと言います。
2007年の世界最優秀ソムリエに輝いた「アンドレアス・ラーソン」氏はこのピエール・ゼロを、「素晴らしいフレッシュさと溌剌とした酸、そして心地よい果実味が感じられ、泡もワインによく溶け込んでいる。とてもよく造られていて、多くの方に楽しんでいただける仕上がりになっている」と絶賛しています。
Pierre Zero Blanc de Blancs