《生産者について》
ブラハムのワインは、夢に向かって努力するすべての人に飲んでもらいたい!
ブラハムのオーナーであるヒーシーさんはまさにスーパーウーマン。大変貧しい家庭に生まれて11歳からアルバイトで家計を支えながら、奨学金で大学を卒業。優秀な弁護士として活躍します。そののちにかねてから夢見てきたワインづくりを始めるため、1989年にこのパールの地に土地を買います。
2001年に初めてワインをリリースするなりいきなりパール地区のコンテストで優勝。「南アフリカワイン業界の21世紀の新しい光」と呼ばれました。
「たとえ貧しくても、女性でも努力すれば夢は実現出来ます。あきらめずに自分の夢に向かって努力してほしい」
それが彼女がワインを通して伝えたいメッセージです。
《このワインについて》
2001年にコンテストで優勝し、ブラハムをいきなり有名にしたワイン。それは「ブラハム シラーズ 1999」でした。それ以来ブラハムの顔であり最も重要なワインでありつづけています。
温暖なパール地区のワインらしく、果実味の熟度が高く濃厚ですが、オーストラリアのバロッサヴァレーほどではありません。北ローヌのシラーと比べると若いうちから親しみやすい味わいで、買ってすぐ楽しめます。
小難しさのない適度に濃厚かつなめらかな赤ワインとして、多くの方に好まれそうな味わいです。
《テイスティングノート》
ブラックベリーやプルーンのような熟したベリーの香りに、オリーブやスパイスの香り。クリーミーな口当たりに続いて、チョコレートのような香ばしさを感じます。渋みはあまり目立たず、ヘビーなワインではありませんが、余韻はよく続きます。
Brahms Shiraz