《ワインのコンセプト》
「ペアリング」という名前は、ペティナイフ、果物ナイフの別名である「ペアリングナイフ」に由来します。
それは料理好きのキッチンには必ず1本はあるもの。いろいろな食材に対応できる、使いやすい包丁です。
そんなペアリングナイフのように、いろいろな料理に合わせやすい、使い勝手のいいワインとしてつくられたのが、この「ザ・ペアリング」です。
《生産者について》
ペアリングは姉妹ワイナリーである「ホナータ」「ザ・ヒルト」のセカンドワインとして位置づけられ、醸造を行うのはともにマット・ディースです。大学で地質学を学んだあと、ナパ・ヴァレーのスタッグリンやニュージーランドのワイナリーで経験を積みました。
ともにそのオーナーは、ナパ・ヴァレーで最も高価なカベルネをつくる「スクリーミング・イーグル」です。
《テイスティングノート》
熟したフルーツ感が漂う、親しみやすいシャルドネ。
香りに甘さを感じるのですが、それはオーク樽由来のヴァニラ香はほぼ感じません。パイナップルやメロンというより、洋ナシのような程よい甘さのフルーツを思わせる香りが主体で、くどさがありません。
味わいもほどよくリッチで程よくスムース。酸味は高いわけではなく柔らかな口当たりですが、適度に余韻をスッキリさせてくれます。
The Paring Chardonnay