《このワインについて》
カベルネ・ソーヴィニヨンとしてはピーマンなどのグリーンノートは抑えめ。それでいて上品な酸味とタンニンのしなやかさは極上で、14.5%(2021VT)という高めのアルコールは感じさせない細身な味わいです。
ボルドー左岸のワイン的なエレガンス。それをリリースしたてから味わえるものとして、価格以上の価値を感じさせてくれます。
ワインの雰囲気としては高級なレストランワイン。真っ白のテーブルクロスに置かれたグラスにサーブされるのが似合います。かといって自宅扱いづらいものではありません。たまのご褒美にいい和牛を買ってきたときなど、シンプルなステーキには抜群です。ワサビを添えればワインの控えめな清涼感にもっと寄り添うでしょう。
《生産者について》
2003年設立、2007年ファーストヴィンテージとまだ若いブディック・ワイナリー。ステレンボッシュ地区自体は比較的温暖な気候なのですが、キアモントの畑については標高が350-400mの高地にあること。それから、東側にそびえる1000m級の山によって朝日が遮られることもあって、他に比べると冷涼です。結果としてキアモントのワインは、力強さとエレガンスの両方を兼ね備えるのが特徴で、その味わいがこのワインにしっかりと感じられます。
Keermont Cabernet Sauvignon