《生産者について》
ステレンボシュのヘルダーバーグとステレンボシュの両山脈に囲まれた25ヘクタールの小さな農場。シャルドネ、カベルネソーヴィニョン、カベルネフラン、メルロ、シラーズを栽培し、垣根式で灌漑あり。カベルネソーヴィニョン、シラーズ、シャルドネは2種類のクローンを使用し、複雑な風味を実現しました。
栽培密度は1ヘクタールあたり3800-4800本、平均収量は5-8トン/ヘクタールと低めに抑え、細部まで丁寧に管理。
醸造哲学はナチュラル製法で、人の手をなるべく加えず、SO2も最小限に。農園は自然豊かで、多種多様な野生動物が生息。父ジャックは南アフリカのシモンシヒ、ラモッテ、ルパートロートシルトで経験を積み、現在のボシュクルーフを設立しました。
南アフリカ・シラーズ・フォーラムの会長も務め、現在は南アフリカ・ワインメーカーズ・ギルドのメンバー。息子リーネンはローヌで醸造経験を積み、現在は醸造責任者。2018年、ティム・アトキンの南アフリカワイン格付けで2級生産者に選ばれ、エピローグ2014は南アフリカ赤ワインの歴代最高得点98点の高評価を受けました。
《テイスティングノート》
チャーミングな赤系果実、スミレ、香水、白コショウ、様々なスパイスの複雑で魅力的な香り。柔らかくなめらかな酸、凝縮した果実味、渋みは程良く心地良い。ボディは中庸からフルボディ。なめらかでシルキーな口あたり。スパイシーなニュアンスと余韻のあるバランスの良い味わいです。
Boschkloof Syrah