《週末ではなく平日の癒しワイン》
想像してください。
今日は水曜日か木曜日。あなたは2?3時間の残業をして、21時ごろに帰宅しました。
明日も仕事なので6時起きです。早く寝るべきとわかっていても、何かお酒を飲んで疲れた頭をリセットしたい。
そんな時に飲みたいワインとはどんなものか?どっしり力強いカリフォルニアのカベルネ・ソーヴィニヨンか、開けてからも変化していく香りのボリュームが素晴らしい上品なピノ・ノワールか。そういう良いワインは、週末にとっておきませんか?
じゃあ今日は何飲む?そんなときに提案したいのがこのサンソーです。
《テイスティングノート》
程よいボリューム感のある香りは果実味主体で、ラズベリーやカシス、ザクロなど。熟しすぎて重たい印象は皆無です。色合いはそれほど濃くはありませんが、色調はやや暗め。その色合いの通り適度な凝縮感と優しい酸味を伴う果実味で、やわらかいタンニンが厳しさを感じさせません。
高級ワインの味はしません。だからこそ平日に飲んでほっとする。そんなちょうどいい心地よさのワインです。
《生産者について》
2013年に設立されたワイナリーで、当主はティヌス・クルーガー氏。彼は「ボッシェンダル・ワイン」にて12年間醸造長を務めた人物です。ラベルに描かれる船のイカリのモチーフは、彼の探求心と冒険心を表しているといいます。
畑は所有せずブドウを購入してつくるスタイル。果実味がピュアに現れたスタイルを目指すため、熟成につかうオーク樽は古樽のみです。
Fram Cinsault