《生産者について》
カルメン・スティーブンス・ワインズは2011年に設立され、2014年に初ヴィンテージを発表したまだ若いワイナリー。カルメン氏は、南アフリカでワイン醸造の技術を学んだ最初の黒人で、1995年にワイン醸造家の資格を取得して以来、南アフリカのワイン業界に携わってきました。西ケープ州の様々な域の畑からブドウを購入してワインを製造しています。
《給食プロジェクト》
ワイナリーの特徴の一つが給食プロジェクト。ワインの利益の一部と寄付金を、貧困地区の給食プロジェクトの費用に充てています。現在、53の学校、10000人以上の学生に栄養価の高い朝食・昼食が提供できるようになったといいます。
《このワインについて》
ワインのエチケットは、長女のケイトリンが6歳の時に小学校で描いた虎をラベルにしているといいます。
《テイスティングノート》
口の中に濃縮した果実味が樽熟成から由来する風味などの複雑味を伴い豊かに広がります。程よい酸とミネラルに富み、メリハリがありしっかりした骨格を備えています。タンニンは強めですが、あくまでもシルキーで荒々しいところはありません。
Carmen Stevens Merlot