《生産者について》
1997年にピノ・ノワールをリリースするなり世界中を驚かせ、「セントラル・オタゴ」という地区を世界に知らしめたフェルトン・ロード。その始まりは、スチュワート・エルムズ氏が1991年にエルムズ・ヴィンヤードを設立したことです。
そのワインをこよなく愛したナイジェル・グリーニング氏は、2000年にスチュワート氏からフェルトン・ロードを購入。ブレア・ウォルター氏を醸造家に、ギャレス・キング氏を栽培責任者に迎え、フェルトン・ロードを再スタートしました。
早期よりバイオダイナミック農法、重力に配慮した醸造所設計、天然酵母による発酵、人的介入を最小限に抑える手法などを導入。今日のセントラル・オタゴのピノ・ノワールの基本ともいえるスタイルを築き上げた生産者です。
《このワインについて》
フェルトン・ロードのワイナリーに隣接したエルムズ・ヴィンヤード。そこはブロック1-6に分けられています。それぞれにワインの違いが表現されるからこそ、わざわざ分けて瓶詰しているのです。
シャルドネはブロック2とブロック6で栽培されています。それぞれ植樹は1992年と1993年。どちらもメンドーサクローン。土壌は基本砂利の混じるシスト土壌で、文字で表すような明確な違いはありません。違いとすれば、ブロック6の方がより急こう配の畑であること。しかし2つのシャルドネは、比べると明確な違いを感じます。
エルダーフラワーのような繊細な花のアロマに、グレープフルーツの皮のような香りとそれに溶け込んだ樽香。ち密な果実味とミネラル感が特徴で、それが適度な熟成を経て旨味のようなコクを与えています。しっかり密度のある口当たりが余韻にシームレスにつながります。
Felton Road Chardonnay Block 2